2025年の「変革の一年」を、弊社はどのように成し遂げたのか?
今回は経営の要である専務にお話を伺いました。
変革の裏側で専務が実感した「組織の本質」と、2026年に向けた取り組みについて深掘りしました。

Qはじめに2025年もあと少しで終わりますが、
ずばり専務にとってこの一年を一言で表すならどう考えますか?

専務

「一言で表すのは難しいんですけど、会社としてはみんなが働きやすい環境を整えるために、評価制度を新しく取り入れ、やりがいを持って納得しながら働きやすい環境を整える事の第一歩になった一年になったかなと思います。

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「この一年がさらにこれからに向けての発進、スタートみたいな感じなんですね!」

専務

「そうだね。足がかりになったかな。」

Q専務は今年から総務部門も管掌され、社内制度・規則の牽引役という新たな立場となられましたが
この二つの異なる視点(経営層と総務)を持つことで、特に意識が変化した点や新たな気づきはありましたか?

専務

「今までは工事と営業について考えてきたけど、総務って幅広く社内のことを考えないといけなくて、円滑にみんなが働きやすい環境を作ってみんなの困りごとについても寄り添っていく部分を今勉強している途中になります。いろんなことを勉強しながら質問をもらったり色々な事象が起こったりして、対応しながらやっている最中ですね。」

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「就業規則みたいな部分ってかなりの量がありますがそこをすべて理解していくのってすごく大変ですよね。」

専務

「なかなか難しいね。今まで十数人のときは口頭で言っていた部分も社員が増えるとちゃんとルールを定めてみんなが分かりやすいように動かないと働きづらくなっちゃうからその辺りを整理していかないとなと思います。」

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「やはり働きやすさというところに焦点を当てているという感じでしょうか?」

専務

「ルールを作りすぎても働きづらいし、何もないとそれはそれですべて自己判断をしてくださいというのもなかなか困る部分があるなって思います。」

Q総務としてもの会社全体の制度や福利厚生に取り組んでいらっしゃいますが、
その中で特に『これは良い制度だ』と感じられたもの、または、今後の社員に特に活用してほしいと期待されている制度や取り組みはございますか?

専務

「いい取り組みっていうのはやっぱ評価制度かな。まだスタートしたばっかりでこれからって感じです。」

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「評価制度!この取り組みを行う上でのメリットって何だと思いますか?」

専務

「自分が働いている部分で上司と自分で働き方をちゃんと整合できるというか、自分がやったことをちゃんと伝えることが出来て、上司も部下に対してこういう所が良かったよとか改善点などもその場で伝えられるからお互いが仕事を分かり合いながら、進めていけるのが今回の取り組みでのメリットかなって思います。お互いが納得のいくというのがすごくいいかなと思う。今年一年でのことで言ったらこの制度を取り入れたっていうのは今後に繋がっていくかなって思うね。」

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「これもはじまりの部分に繋がってきますね。」

Q毎朝福岡支店とのオンラインでのミーティングを継続されているとのことですが、毎朝行っていますか?

専務

「毎朝と終礼。現場に出ているとき以外は、基本的に一日二回実施しています。」

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「毎日行うことでの効果の実感などはありますか?」

専務

「やっぱり本社の動きっていうのは向こうにいるとわかりづらいし、向こうでもこういう仕事がありましたとか困っていることも逐一相談していった方がいいと思ってますね。」

Q本社と福岡営業所の二拠点体制での経験を踏まえ、
2026年に向けて本社と支店の関係性をどのように、進化させていきたいとお考えですか?

専務

「単純なところでいくと福岡側からも本社の会議とかにも参加して情報共有をしていきたくて。例えば本社がやった取り組み、安全面や情報もそうだけど福岡営業所がしっかりと把握をしてその情報をもって、福岡営業所の営業をしっかり進めていきたいですね。なかなか会議に参加が出来なかったりしたのが、今年一年だったかなって思うので離れていてもコミュニケーションをしっかりと取っていけるようにしていきたいです。」

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「本社との連携や情報共有がやはり大事になってくるんですね。」

専務

「テクノとしてやっていることだから、しっかり共有が大事になってくるし、今実際に福岡営業所の社員とも話している所です。」

Q最後に、専務が組織全体に最も伝えたい『理念や価値観』
そしてそれが『未来のお客様にどう繋がるのか』について、メッセージをお願いできますでしょうか?

専務

「やっぱり一言で言うと、人に対しての思いやりを持つことが一番大事かなって思うね。部署が出来上がってくると自分たちだけの都合を考えがちになってしまうのかなとも思うけど、そうではなくて自分たちのやるべきことはもちろんだけどもほかの部署がやっていることも知って、自分たちはこういうことをやっているからこうした支援ができるかもしれないとか。こうした情報を流してあげると動きやすくなるから先回りをして伝えてあげたりだとか・・・。例えば営業は仕事を取ってきました、じゃああとはよろしくねではなくて営業でお客様から言われた情報をしっかり工事を担当する人にちゃんとバトンタッチをしてあげるとか、工事部は工事部で営業が頑張って取ってきたことを工事を通してやるんだけど、ここでひと手間を掛けると次の営業に繋がるかなっていう対応をしたりする。お互いがこう、自分のやるべきことだけをやるのではなく自分がやることで相手にとってのも良いことになると考えて仕事をしていけば、いい組織になっていくんじゃないかなって思います。」

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「そういった小さい気遣いみたいなのが人との関わりあいにとって、活きてきますね。」

専務

「テクノの5Sでのシンパシーって部分がある通り、思いやりを持つことが大事だと思うんだよね。でも会社都合で社内のことを優先させちゃってしまうのではなく、お客様に対してのしっかり思いやりを持つこともそうだし、社員間での思いやりがそういったところに繋がってくる。人に対しての思いやりが大事なのかなって思います。」

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「ひとりひとりがそういった思いやりを持っていたら本当にいい組織になりますね!」

専務

「本当にいい会社になると思うし、それがみんなできる人たちが集まっているとも思います。」

最後までお読みいただきありがとうございました。私たちテクノは、社員一同力を合わせ、2026年も一歩ずつ、確かな成長を目指してまいります。